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どっちが怖い??

どっちの怒り方が怖い?? という話。

またろう五年生、こじろう二年生

12月14日(火):怖い怒り方

またろうは私に似て「しょうが」好きで、紅しょうがの入ったタッパーを抱え込んで、ごはんにのせてパクパク、そのままでもパクパク。それはいいんだけど。今度はしょうがを食べたがらないこじろうをからかって、鼻先にぐぐいとしょうがを突きつけて、「食ってみろよーいっこくらい」。こじろうが嫌がってそれを押しのけると、むっとしてこじろうを小突いた。

こじろうが泣き出し、私が「なにすんの!」とどなると、さらにむっとして、こじろうのお茶碗を叩き落し、ごろりと転がる茶碗を尻目に「食器をもってる手を押したら、どうなるか、みせてやる」といった。

私が、「モノに当たるんじゃない!お茶碗とごはんにあやまりなさい!」とどなると、またろうは立ち上がって、自分の食器を乱暴に下げながら「いやだね。ぜったいあやまらない」。それをみて、「純粋まじりっけなしに悪いことやっといて、あやまるのもいやだって。それはほんっとに最っ低だね」と心底さげすむようにいうと、またろうはプイとお風呂に入ってしまった。(*)

私はそれきりまたろうを無視して、お風呂からでてきたまたろうがふくれつらをしながらこれみよがしにソファーに寝そべって「ふきげん」をみせても、まったく無視してこじろうの宿題確認などをしていた。「六の段!」というと今日のこじろうはすらすらいえたので(宿題は九九の練習)、「はい、よろしい」と終わりにしようとすると、はなひめが横から「七の段!」と茶々をいれた。

そこでまたろうは辛抱たまらず「しちいちがいち、しちにじゅうし、、」とすらすらいって得意げ(笑顔)。こじろうが「さっきむくれてたのにもう笑ってるよ」というので私が「そりゃだって、ただ自分が悪いのにふくれてたら、はずかしくってみっともなくって、そうそうやってられないよ」というと、またろうは慌てていっしょうけんめい再度むくれにかかる。

で、こちらもまた無視して今度ははなひめのピアノの練習などをしていると、パパ帰宅。またろうをみて、「どうしたんだ?」。そしてだいたいの事情がわかると「それでもうお母さんにはがっつり叱られたの?」。私が、「きっちり言いましたが、でもまたろうは納得していないって。絶対謝らないっていってたよ」というと、夫は腰をすえて諭しにかかった。

「お茶碗を叩き落すのは、やっていいことだと思っている?」首を横にふるまたろう。
「じゃ、お茶碗を叩き落すのは、悪いことだと思っている。そこまでは、一致したよね?」から始まって、「じゃ、こじろうのしたことでむっとさせられたから、悪いことをしてもかまわないと思っている?」など、あくまで穏やかな調子で、じりじりと真綿で首を絞めるように進めていき、長々とかかって…私とはなひめがお風呂に入って洗い終わるころまでには、「じゃ、またろうの、またろう自身の正義感に照らしてもやっぱり、やってはいけないことだったね」というところまで辿り着いた。

私はそれを風呂からぼんやり聞きながら、いやーお疲れ様だわーと思っていると、はなひめはパパに体をふいてもらいながら、「あのねー。お母さんがおこるの、すごくこわかったんだよ」「そう?パパより怖かった?」「ずっとこわかった」

私はその会話を聞いて、「えー?ママ今日ぜんぜん怖くなかったでしょ」というと、はなひめは、「はなちゃんがないちゃうくらい怖かった」。夫が、「はなちゃんないちゃったの?」と聞くと「ううん、ないちゃう『くらい』こわかったの」「そっかー、はなちゃんが怒られたんじゃないからないちゃおかしいと思ってがまんしたんだね」「そう」

夫は、くくくく、とウケまくって笑いをこらえている。短く鋭く一発怒りするお母さんなんて、ちっとも怖くないです。真の怖さは別のところにある~。

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私が、しずーかに、丁寧に、なったら、そりゃ怖いでっせ。


(*)そういえば、今日はこのなりゆきのおかげで、非常にスムーズに食器を下げ、お風呂に入ったことになる。ふだんは何度も何度も催促しないとコトが進まないのに。
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プロフィール

andantedandanto

Author:andantedandanto
本館ブログは
「アンダンテのだんだんと日記」
アメーバ別館ブログは
「アンダンテのAmeba別館」

アンダンテ: 優雅な生活を目指す会社員。趣味はピアノとバイオリン。
またろう(国立大三): 高専を卒業して大学編入。一人暮らしが始まった。いつでもまったりマイペース。
こじろう(私立大一): 異星人感覚の持ち主だったが地球人に成長した。
はなひめ(私立中三): 女子中ライフ満喫中。
よしぞう: アンダンテの夫が務まる類稀な資質の持ち主。

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