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命あるうちに学んでほしい

またろうの場合、ものすごく不注意ではあっても、動きが大きくないタイプなので、怪我は少ない…というか地味です。

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なぜだか廊下を曲がるときに角に足の指をぶつける(怪我というほどてはないが痛い)、
ドアを閉めるときに指を挟む(これはかなり痛い)
ホチキスで自分の指を止める(アイタタタ)


まぁ死ぬかもみたいな心配のあるものではないです。けど、ADHDでも多動が強く出るタイプは、スピードやスリルが好きだったりするのでこれは大変です。

「発達障害の子が働くおとなになるヒント」(堀内祐子+柴田美恵子著)に出てくる長男ケンタくんはかなり極端にこのタイプです。

ケンタくんは文字を書くことに強い困難があるタイプ(またろうよりもっとずっと)で、学校での成績は取れないし、周囲ともなかなか馴染めず、夢中になることも見つけられず、学校も行ったり行かなかったりで長い間わりと無気力に過ごしていましたが、定時制高校の二年生になったころに、目を輝かせてこんなことを言いました。

「俺、やっと夢中になれるものを見つけたよ」

そりゃもう親としてはたいへん喜ぶべきことですが…

「俺、中型の免許を取って、400ccのバイクを買う。そのためにバイトをして金を貯める」

目標ができたので、バイトにも一生懸命取り組み、学校にも頑張って通って、おまけに部活(陸上部)にも入ってがぜん生き生きした生活が始まりました。ほんとうにやりたいことには熱中できるのもこういう子の特徴(特長)です。

しかし、不注意なうえに衝動性の強いタイプの子が、バイクに乗るというのは相当な危険行為です。親としては複雑な気持ちで、でもただやめろといっておさまる状況でもなく、ハラハラしながら成り行きを見守っていました。「必ず保険に入るように」ということだけは伝えて…

しかし、
・免許を取りに行く前日、自転車に乗っていて事故に遭う
・バイクのローンを申し込みに行く途中、友だちから借りた原付に乗っていて事故に遭う
・バイクを買って3日目に事故に遭う

立て続けに事故です。3回目はかなり大きくて、右足粉砕骨折、バイクは大破。ICUに入れられます。

このときの事故は、相手(自動車)にも問題があり、こちらにも問題がありというものでしたが、責任分担はともかく、結果として買ったばかりのバイクはダメになり、バイトも部活もやめざるをえず、学校の出席日数も危ないということでほんとうにたいへんなことになってしまいました。本人もがっかりして悔しくつらく、パニックになったりして親も事故対応と加えて本人の気持ちを受け止めなくてはならず疲労困憊でした。

ここまで痛い目にあったら…親はやめてほしい気持ちでいっぱいですが、なにしろバイクを買ってたった三日目の事故です。実質的には何もやれていない状況なので、このままやめるという選択肢は本人的にはなかったようです。

翌年、大腿部の金具を取り出す手術を受け、再びバイクを乗り回せるほどに回復しました。

しかしその四か月後、今度は本人の全面的な非により、直進してきた路線バスの目の前に飛び出して足を骨折します。

ようやく本人も
「おふくろごめん、俺自分が情けねーよ、もうバイクやめる」
と言いました。

…とことん納得して、実感してバイクをやめたケントくんは、また無気力な生活に戻るのではなく、高校も卒業し、いろいろなアルバイトを経て(鳶職も気に入ったようです)、21歳のときにはリフォーム会社の営業の仕事を始めました。

読んでいて、ここまで見守り続けた親がすごい、とても真似できない、と思う気持ちと、
でもここまで本人の道を進ませるのがほんとうにいいことなのだろうか、という疑問がぐるぐるしてしまいました。

裏目に出たときのことは、ちょっとした金銭的な損のような、取り返しのきくものではなくて、命に直結しています。
自分の命はもちろん、赤の他人の命にもです。

事故を絶対に金輪際起こさない人、というのがいるわけではなくて、運、めぐり合わせということは当然あるでしょうが、
ケントくんの場合、明らかに「ふつうよりはるかに事故を起こしやすい人」です。
自分が死ぬかもしれないし、誰かを殺すかもしれません。

保険には当然入りましょう…それはふつうの人でも同じです。
でも、保険が出て賠償金が支払えればよいという話でもありません。

この事例では「結果として」人死にが出ず、しかも大けがは自分だけという状態で「バイクやめる」決断に辿りついたので、かなり幸運なケースといってもいいかもしれません。常にそうなるとは限りません。


親のとるべき道はどこにあるんでしょうか? (つづく)

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Author:andantedandanto
本館ブログは
「アンダンテのだんだんと日記」
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アンダンテ: 優雅な生活を目指す会社員。趣味はピアノとバイオリン。
またろう(国立大三): 高専を卒業して大学編入。一人暮らしが始まった。いつでもまったりマイペース。
こじろう(私立大一): 異星人感覚の持ち主だったが地球人に成長した。
はなひめ(私立中三): 女子中ライフ満喫中。
よしぞう: アンダンテの夫が務まる類稀な資質の持ち主。

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