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ノート取れないとか、それ基本

またろう族の母の会で出た話題で、「ノート取れない」ってのがありました。

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とりあえず板書写す「だけ」でいいのになんでそんな簡単なことができないのっ
…という、母の心の叫びはもっともですが、まぁ、ほとんどのまたろう族は「ノート取れない」から出発すると思います。

それ、基本です。

またろう族の母の会で「それ、基本」と聞いてやや気が楽になった(子どもとバトらなくなった)という方がいました。
それはもう、その現実から出発するほうが無駄なバトルしてるより断然いいです。

ただ、なんでノート取れないの、というと、案外理由は…というか原因となるつまづきがどこにあるかは、子どもにより様々みたいです。

・耳からの情報が入らないためそもそも授業に参加していない
・外の様子が気になってそもそも授業に参加していない
・手いたづら(シャーペンの分解/組み立てや紙飛行機、イラスト描き)に夢中でそもそも授業に参加していない
・宇宙と交信しているためそもそも授業に参加していない
・視覚に微妙な問題があって板書がよく見えていない
・字を書くことが困難、もしくはとても遅い、書いてもどうせ読めない悪筆
・授業を聞きながら書くという動作ができない
・ノートの使い方(フォーマット)がわからない。黒板とノートが別物に見える(ってか別物なんだけど)
・授業の内容がわからなすぎる
・書こうと思ったときにノート(もしくは鉛筆)がない
・そもそもノートになんか書きたいと思ってない
などなど。もちろんこのうちどれかということではなくてたいがい複合技。

子どもが何につまづいているかなんて、
 親にはわからないし(現場を見ているわけじゃなし)
 先生にもわからない(その子ばっかり観察してるわけにもいかないし…ってか授業やってるので)
というわけで、本人が自力で解決するまでは放置になります。たいてい。

ほんとは、前で授業やってる先生のほかに、助手先生がついてて、授業の後ろからずずずいっと、こぼれている子を拾っていく
…タイミングよく、「これ、書いてみようか」って声かけてくとか

日常的にやってくれたらもしかして多少はノート取れる子も出てくるであろうか(字が極端に書けない場合は無駄としても)

またろうの場合は、

・耳からの情報が入らないためそもそも授業に参加していない
・手いたづら(シャーペンの分解/組み立てや紙飛行機、イラスト描き)に夢中でそもそも授業に参加していない
・宇宙と交信しているためそもそも授業に参加していない
・字を書くことが困難、もしくはとても遅い、書いてもどうせ読めない悪筆
・授業を聞きながら書くという動作ができない
・ノートの使い方(フォーマット)がわからない。黒板とノートが別物に見える(ってか別物なんだけど)
・書こうと思ったときにノート(もしくは鉛筆)がない
・そもそもノートになんか書きたいと思ってない

の複合技(多い…)で書けなかった小学校時代を経て
・耳からの情報が入らないためそもそも授業に参加していない
がおよそクリアできた中一、

・字を書くことが困難、もしくはとても遅い、書いてもどうせ読めない悪筆
がおよそクリアできた中二を経て、

ちょっとしたきっかけが訪れました。数学はまたろうの得意科目ですがノートを提出しないため(存在しないので)どうしても5はつかないでいたところ、先生の配慮でまともなノートのコピーをもらって、それを写して提出していいと言われたことがあったのです。(なんかズルな気もするけど)

それで、それを必死で写して初めてノート提出したまたろう、初の5をゲット(^-^)
ノートってのがどう書くものなのかもちょっとわかったし
ノートを出すといいこともあったし

数学のノートはそれからなんとか作っていたかな(不十分ではありましたが)

ちゃんとノートが取れるようになったのは高専の二年くらいから。

なにしろノート取らないと勉強のしようがない(市販の参考書ではカバーできない)科目ばかりになりましたので。
それと、「全教科を時系列で一冊のノートに取る」という方法を編み出したことで、「取ろうと思ったらノートがない」も最小限になりました。成長ってあるものです。

え?? 受験があるから成長を待てないって?? んー困ったなぁ…

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【急募】またろう族の母の会&ご報告

【急募】またろう族の母の会 8/13(土)ランチ
12名(アンダンテ含む)で予定していましたが、1名都合が悪くなりました。
それで、人数変更の連絡を店に入れようと思ったのですが、
そういや偶数のほうが座るにもちょうどいいし
もしもう一人来たい人がいたらそのほうがいいか?? と思いまして

8/12朝までにいらっしゃらない場合は店に人数変更の連絡を入れます。

参加ご希望の方がいらっしゃいましたら、アンダンテのメアドご存知なら直接メールで、そうでない場合は非公開コメントでアドレスを明記してお知らせください。

→ありがとうございました!! 締め切りました(8/9 6:40 追記)

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またろうは今、大学四年生なので就職か院進学か、ともかくこの次を考えないといけないのですが、
本人は院進学を希望していました。

それはいいのですが、そしてまたろうのいる大学は院進学を前提としているので、ま、ふつーにしてれば
推薦もらって院に行けるんです。

…ふつーにしてれば。

しかし、「みんな」大丈夫な関門がだいじょばないのがまたろうというもので、
推薦条件を満たさず(お約束のレポート提出遅れで落とした単位)
「学力入試になる」と…

それならそれで、科目は? 難易度は? 合格率は? バックアッププラン(他大学の院か就職)が必要!? と焦る親を右から左へ受け流し、泰然自若のまたろう(-_-;;

願書出すのはいつ?? などの肝心なこともなかなかわからず、

何度目かの催促でようやく確認して

「あ、今日から願書受付だったわ」
「…すぐ出せーー(-_-#」
みたいなやりとりを経て

「試験今日だねがんばって」
「え?? 今日??」
「xx日っていったのまたろうじゃん!!」
みたいな肝の冷えるやりとりを経て

無事に入試に漕ぎつけたorz

入試の中身自体はむしろ何も問題なく
面接のとき「差し支えなければ…どうしてこれだけ解けて推薦じゃないの?」と聞かれる始末で

いやもう、どうしてもこうしても

ぁぁぁぁああああ。

けど、とにかく合格しました(^^)

これであと、
手続きが間違いなくできて(←ココかなり問題)
卒業単位が漏れなく揃えられれば(←ココかなり難関)

めでたく院進学です(^^;;

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社会にかける迷惑!?

「命あるうちに学んでほしい」の続きを書きあぐねているうちに、とんでもない事件が起きて余計書きにくいんだけど…

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まぁ事件について思ったこと(危惧)は本館ブログのほうに書きました→「いろいろなことが地続きにつながっている

とにかく、命の重さは社会に役に立つか、立たないかじゃないですよ!!
ひとりひとり、どんな人間でも生きる権利があることを認め合うことが、人間が人間であることの証。(道具を使うとかよりも)

そして負担をかけあったり、支え合ったりして成り立ってるのが社会でしょう…障害があろうがなかろうが同じ。

たとえば、またろうが小学校に入学して、他の子ならたいてい(というかたぶんみんな)、先生が
「はーい、次の時間は体育ですよ。みなさん体操着に着替えて体育館に集まってくださいね」
といえば、早い子も遅い子もいながら体育館にちゃんと集まれるのに、

またろうだけ着替えもせずに教室でぼーっと和んでいる…

という場合、そりゃ迷惑か迷惑じゃないかったら、迷惑に決まってます。先生に余分な手間と心配をかけさせて。

でも、先生も、クラスメイトも(その親も)、「またろうくんは迷惑だから学校に来させないでください」とか言わないで、温かく受け入れたうえで、どうしたらいいか考えてくれて、

まぁ正直いってもっと大きな迷惑もいろいろあった(-_-#

けど紆余曲折経て、そんなこんなの支えをいただいてまたろうがそれなりに成長し、仕事を通してその他社会貢献もできそうな大人に育ちつつある(たぶん)ことがどんなにありがたいことか…
結局のところ、落伍者を出さないと決めた人間社会では、
ひとりひとりが可能な限りで成長し本人なりの幸せを作るということでしか「社会」もよくはならない。

周りにかける迷惑が「平均」「ふつう」? より多めになったからといって、親はその支えてくれた方々に感謝をするのはもちろんだけど、引け目に感じるというのはいらんことだと思うんです。ありあまる感謝は別途、自分のできることでほかに貢献すればいいさ。

「発達障害の子が働くおとなになるヒント」(堀内祐子+柴田美恵子著)の場合も、難しい子たちの子育てに本当に真剣に取り組んで、途中過程ではもろもろ(不登校や交通事故や)ありすぎるほどあっても、結果はみんなそれぞれの仕事や居場所や幸せをみつけて自立していった(いきつつある)わけで、ほんとうに価値ある子育てだったと思うんですよ。

その成功の秘訣は、なんといっても子どもの意思を尊重して(リスクを取って)手を出し過ぎず目を離さず見守ったことでしょう。

その中に、バイクの運転もあったわけなんですが…

これだけはそんじょそこらのリスクの高さとはいえず、本人の事故の起こしやすさから、本人の命の危険はもちろんのこと、無関係な他人の命というリスクまで含まれていました。このリスクを取ることは、裏目に出たときは他人のかけがえのない命を奪ってしまうということでもあり、そこまでの決断を親がしていいものなのか!? (保険に入っていればいいというものではない)

もちろん、本人が納得しないのに禁止だけしても、本人の成長や生活が立ち行かないだけではなく、成人して親の禁止に意味がなくなったあとにバイクを乗り回すのであれば同じこと、いやもっとまずいかもしれません。

つまり親が個人として出来る範囲で、リスクを減らすことって現実的には難しい。

ほんとは、バイクなり車なりの免許を取るときに、運転について通常より著しくリスクが高いかもしれない人
(不注意、衝動的、高齢、アルコール依存症など)
は特別な講習・訓練があって、どういう面で自分がハイリスクなのかを自覚し、それの低減の方法も教えるようにしたらいいと思うんですけど。そういえば高齢に関しては今あるんですよね? それ以外はないですね…

危険運転に関して「社会にかける迷惑」を減らすとしたら、そういう仕組み上のものが有効だと思います。というかそれでなくては効果がないと思います。いろんな面でそういうことってあるんじゃないかな。


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またろう族あるある

今日は、「またろう族の母の会」ランチでした。8月のを募集して締め切ったとき、人数オーバーしてしまった分をわけて開催したものです。

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参加者は私入れて8名。8名だとぎりぎり全体でも話ができる…という感じで、それぞれの方のお話を聞きながらツッコミ入れたりして進めていたらばようやく一周するころにランチのお店は追い出されました(11:30~14:00)。そのあとはレトロな喫茶店に移動してまた話す…

今日出た、「またろう族あるある」

本人は、困ってない。困ってるのは周りだけ

・(小学生のとき)教室から脱走して砂場/階段/図書室でたたずむ。(なぜ階段?)

・担任の当たりハズレで天国と地獄。

・「○○くん担当」みたいな賢い女の子が隣の席に。

・個人面談は鉄板の最終枠。

・小テストの範囲がわからない。友だちに聞いても、類友なのでやっぱりわからない。

・WISCを受けると、「あー知ってる」みたいな納得の凸凹が現れる。

・苦労して作成した提出物を持っていって、出さないで帰ってくる。

・基本、傘は使わず(使えず?)濡れて帰ってくる。

・偏差値的に余裕を持って入った学校で、けっきょく成績不良。

・2月1日過ぎてからようやく本気出す。

・中学受験には向いてないが高校受験にはもっと向いてない。

・いまさらなことをしみじみ言われて「母が100ぺん言ったのにーー!!」と叫ぶ。

・先生とかに「○○ちゃんは、やればできるのに!!」とか言われるとちょっとむっとして、「その『やる』のができないんです!!」と叫びたくなる母ではあるが、突然スイッチが入った時の別人のようなパフォーマンスを見ると母もやっぱり「やればできるのに!!」「最初からやれよ!!」と叫ぶ。

・母の会をすると、なぜか会計が合わない(前回も今日も…)


なんかもっと笑ってたと思うけど思い出せない…

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命あるうちに学んでほしい

またろうの場合、ものすごく不注意ではあっても、動きが大きくないタイプなので、怪我は少ない…というか地味です。

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なぜだか廊下を曲がるときに角に足の指をぶつける(怪我というほどてはないが痛い)、
ドアを閉めるときに指を挟む(これはかなり痛い)
ホチキスで自分の指を止める(アイタタタ)


まぁ死ぬかもみたいな心配のあるものではないです。けど、ADHDでも多動が強く出るタイプは、スピードやスリルが好きだったりするのでこれは大変です。

「発達障害の子が働くおとなになるヒント」(堀内祐子+柴田美恵子著)に出てくる長男ケンタくんはかなり極端にこのタイプです。

ケンタくんは文字を書くことに強い困難があるタイプ(またろうよりもっとずっと)で、学校での成績は取れないし、周囲ともなかなか馴染めず、夢中になることも見つけられず、学校も行ったり行かなかったりで長い間わりと無気力に過ごしていましたが、定時制高校の二年生になったころに、目を輝かせてこんなことを言いました。

「俺、やっと夢中になれるものを見つけたよ」

そりゃもう親としてはたいへん喜ぶべきことですが…

「俺、中型の免許を取って、400ccのバイクを買う。そのためにバイトをして金を貯める」

目標ができたので、バイトにも一生懸命取り組み、学校にも頑張って通って、おまけに部活(陸上部)にも入ってがぜん生き生きした生活が始まりました。ほんとうにやりたいことには熱中できるのもこういう子の特徴(特長)です。

しかし、不注意なうえに衝動性の強いタイプの子が、バイクに乗るというのは相当な危険行為です。親としては複雑な気持ちで、でもただやめろといっておさまる状況でもなく、ハラハラしながら成り行きを見守っていました。「必ず保険に入るように」ということだけは伝えて…

しかし、
・免許を取りに行く前日、自転車に乗っていて事故に遭う
・バイクのローンを申し込みに行く途中、友だちから借りた原付に乗っていて事故に遭う
・バイクを買って3日目に事故に遭う

立て続けに事故です。3回目はかなり大きくて、右足粉砕骨折、バイクは大破。ICUに入れられます。

このときの事故は、相手(自動車)にも問題があり、こちらにも問題がありというものでしたが、責任分担はともかく、結果として買ったばかりのバイクはダメになり、バイトも部活もやめざるをえず、学校の出席日数も危ないということでほんとうにたいへんなことになってしまいました。本人もがっかりして悔しくつらく、パニックになったりして親も事故対応と加えて本人の気持ちを受け止めなくてはならず疲労困憊でした。

ここまで痛い目にあったら…親はやめてほしい気持ちでいっぱいですが、なにしろバイクを買ってたった三日目の事故です。実質的には何もやれていない状況なので、このままやめるという選択肢は本人的にはなかったようです。

翌年、大腿部の金具を取り出す手術を受け、再びバイクを乗り回せるほどに回復しました。

しかしその四か月後、今度は本人の全面的な非により、直進してきた路線バスの目の前に飛び出して足を骨折します。

ようやく本人も
「おふくろごめん、俺自分が情けねーよ、もうバイクやめる」
と言いました。

…とことん納得して、実感してバイクをやめたケントくんは、また無気力な生活に戻るのではなく、高校も卒業し、いろいろなアルバイトを経て(鳶職も気に入ったようです)、21歳のときにはリフォーム会社の営業の仕事を始めました。

読んでいて、ここまで見守り続けた親がすごい、とても真似できない、と思う気持ちと、
でもここまで本人の道を進ませるのがほんとうにいいことなのだろうか、という疑問がぐるぐるしてしまいました。

裏目に出たときのことは、ちょっとした金銭的な損のような、取り返しのきくものではなくて、命に直結しています。
自分の命はもちろん、赤の他人の命にもです。

事故を絶対に金輪際起こさない人、というのがいるわけではなくて、運、めぐり合わせということは当然あるでしょうが、
ケントくんの場合、明らかに「ふつうよりはるかに事故を起こしやすい人」です。
自分が死ぬかもしれないし、誰かを殺すかもしれません。

保険には当然入りましょう…それはふつうの人でも同じです。
でも、保険が出て賠償金が支払えればよいという話でもありません。

この事例では「結果として」人死にが出ず、しかも大けがは自分だけという状態で「バイクやめる」決断に辿りついたので、かなり幸運なケースといってもいいかもしれません。常にそうなるとは限りません。


親のとるべき道はどこにあるんでしょうか? (つづく)

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Appendix

プロフィール

andantedandanto

Author:andantedandanto
本館ブログは
「アンダンテのだんだんと日記」
アメーバ別館ブログは
「アンダンテのAmeba別館」

アンダンテ: 優雅な生活を目指す会社員。趣味はピアノとバイオリン。
またろう(国立大三): 高専を卒業して大学編入。一人暮らしが始まった。いつでもまったりマイペース。
こじろう(私立大一): 異星人感覚の持ち主だったが地球人に成長した。
はなひめ(私立中三): 女子中ライフ満喫中。
よしぞう: アンダンテの夫が務まる類稀な資質の持ち主。

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